今大会のテーマは「仏笑(ぶっしょう)」。仏さまと一緒にみんなで笑おうという主旨で、各種体験・展示ブースの設置や講演が行われました。
講演会場隣のブースでは、普段触れることのできないお寺の鳴らし物を実際に鳴らすことのできるコーナーや、僧侶が身につけるお袈裟や法衣に触れられるコーナー、坐禅や写仏の体験コーナーがあり、多くの人で賑わっていました。


講演会場では、臨済宗大安禅寺副住職 高橋玄峰師による特別法話「日日是好日〜一に掃除、二に笑顔、三四元気におかげさま〜」、続いてお笑い芸人「笑い飯」の哲夫氏による講演「おもしろ仏教講座」が行われました。どちらも会場中が大きな笑いに包まれる中、笑いの中にも禅の心やお釈迦様の教えについての多くの気づきや学びがあり、あっという間に過ぎていく時間の中で心が軽くなる思いがしました。


仏教、お寺、お坊さんというと、どうしてもとっつきにくい印象を持たれがちですが、「笑」というテーマで少しでもそれらを身近に感じてもらい、お釈迦様の教えに触れてもらう機会を持ってもらえれば、そんな思いと工夫が随所に見られた素晴らしい大会でした。
来年は、当地岐阜県でこの大会を迎えます。より良い大会設営に向け会員一同精進してまいりたいと思います。
報告者:広福寺 紀藤昌元
大会に引き続き、同会場にて懇親会が開催され、曹洞宗岐阜県青年会からは事務局の三役が参加しました。次回大会の事務局が曹洞宗岐阜県青年会という事もあり、中締めでは宮本覚道現会長より各曹青の皆様に歓迎の旨が伝えられました。又、大会を成功裏に終える事を目標として1年後をめざす事を宣言しました。

東海管区曹洞宗青年会大会成功へ向けて、曹岐青一丸となって邁進いたします。