令和6年2月5日〜7日、沖縄平和記念公園内の「国立沖縄戦没者墓苑」にて慰霊法要を行
うことを主に掲げ、会員12名で沖縄に行ってまいりました。
最初に現地入りすると、沖縄特有の豊かな自然を感じることが出来ました。しかしなが
ら、研修を重ねていく中で、約78年前、青く透き通った海が軍艦に埋まり、雲一つない空
から大量の爆撃があったのだと学びました。沖縄では太平洋戦争の際、日本で唯一の地上
戦が行われており、太平洋戦争で最も悲惨な地上戦が行われた場所の一つとされています
。
慰霊法要では、青年会会長亀山和浩師が導師を務め、沖縄戦没者のため、参加者一同で
法要を行いました。慰霊法要を行った平和記念公園では「岐阜県の搭」(沖縄戦にて亡く
なった岐阜県出身者の供養塔)や「平和の礎(いしじ)」(沖縄戦没者の氏名を刻んだ記
念碑)を参拝致しました。
その後、「ひめゆりの搭」や「海軍豪公園」等、沖縄戦にまつわる様々な場所を巡る中
で、戦争の悲惨さ、歴史や実態を肌で感じることが出来、参加者一同とても貴重な体験と
なりました。
今回の研修旅行で体験したこと、感じたことを、参加者だけでなく青年会会員の皆様に
共有していき、今後僧侶として「平和のため」何が出来るのか、何が必要かを、曹岐青と
して考えていければと思います。
法要研修会「両祖忌」
令和5年9月15日、美濃市永昌院精舎にて法要研修会「両祖忌」を執り行いました。
曹洞宗では、仏教を開かれたお釈迦様・曹洞宗を開かれ二大本山の一つである永平寺を建立された道元禅師様・二大本山の一つである総持寺を開かれた瑩山禅師様、この『一仏両祖』のみ教えを受け継ぎ日々精進しております。
今回の法要研修会「両祖忌」は道元禅師様、瑩山禅師様のご遺徳を偲び報恩感謝をする法要となり、曹洞宗にとって非常に重要な法要です。
当日は、永昌院御住職高橋定佑師を導師に会員多数の参加をいただき、非常に有意義な法要研修会となりました。
今後も研修を重ね、会員の研鑽に努めてまいります。
posted by 曹岐青 at 17:11| 活動報告
令和5年度現職研修会
令和5年度現職研修会が6月20日(火)21日(水)にて開催されました。会場には各務原市・瑞巖寺様をお借りし、52名と多数の方に参加いただきました。コロナ禍のため、ここ数年は対面での講義や宿泊を伴った研修が行われておりませんでしたが、今年度はコロナの状況が改善に向かいつつあることもあり、対面にて寝食を伴った研修をさせていただきました。
宗乗講義には、豊川市花井寺住職井上義臣老師を拝請し、『授戒会について』の講義を賜りました。今回の講義と併せて、4回の『授戒会について』の講義を頂く予定ですので、またご案内させていただきますが、会員の皆様には是非、今後の講義にもご参加いただければと思います。
開講式・暁天・朝課・晩課等の法要も各地区で配役を考えていただき、研修という意味合いでも非常に良い時間になりました。
人権学習には曹洞宗岐阜県宗務所人権主事の安養寺小島泰寛師に『人権とはなにか』を講義していただきました。二日間、久しぶりの寝食を伴った現職研修会でしたが、会員の皆様のご協力もあり、非常に素晴らしい現職研修会になりました。
宗乗講義には、豊川市花井寺住職井上義臣老師を拝請し、『授戒会について』の講義を賜りました。今回の講義と併せて、4回の『授戒会について』の講義を頂く予定ですので、またご案内させていただきますが、会員の皆様には是非、今後の講義にもご参加いただければと思います。
開講式・暁天・朝課・晩課等の法要も各地区で配役を考えていただき、研修という意味合いでも非常に良い時間になりました。
人権学習には曹洞宗岐阜県宗務所人権主事の安養寺小島泰寛師に『人権とはなにか』を講義していただきました。二日間、久しぶりの寝食を伴った現職研修会でしたが、会員の皆様のご協力もあり、非常に素晴らしい現職研修会になりました。
posted by 曹岐青 at 16:59| 活動報告