令和6年2月5日〜7日、沖縄平和記念公園内の「国立沖縄戦没者墓苑」にて慰霊法要を行
うことを主に掲げ、会員12名で沖縄に行ってまいりました。
最初に現地入りすると、沖縄特有の豊かな自然を感じることが出来ました。しかしなが
ら、研修を重ねていく中で、約78年前、青く透き通った海が軍艦に埋まり、雲一つない空
から大量の爆撃があったのだと学びました。沖縄では太平洋戦争の際、日本で唯一の地上
戦が行われており、太平洋戦争で最も悲惨な地上戦が行われた場所の一つとされています
。
慰霊法要では、青年会会長亀山和浩師が導師を務め、沖縄戦没者のため、参加者一同で
法要を行いました。慰霊法要を行った平和記念公園では「岐阜県の搭」(沖縄戦にて亡く
なった岐阜県出身者の供養塔)や「平和の礎(いしじ)」(沖縄戦没者の氏名を刻んだ記
念碑)を参拝致しました。
その後、「ひめゆりの搭」や「海軍豪公園」等、沖縄戦にまつわる様々な場所を巡る中
で、戦争の悲惨さ、歴史や実態を肌で感じることが出来、参加者一同とても貴重な体験と
なりました。
今回の研修旅行で体験したこと、感じたことを、参加者だけでなく青年会会員の皆様に
共有していき、今後僧侶として「平和のため」何が出来るのか、何が必要かを、曹岐青と
して考えていければと思います。