2017年10月04日

東海管区青年会大会に参加しました

平成29年10月1日(日)、静岡県掛川市、掛川グランドホテルにて開催された第41回東海管区曹洞宗青年会大会に参加してまいりました。
 今大会のテーマは「仏笑(ぶっしょう)」。仏さまと一緒にみんなで笑おうという主旨で、各種体験・展示ブースの設置や講演が行われました。

 講演会場隣のブースでは、普段触れることのできないお寺の鳴らし物を実際に鳴らすことのできるコーナーや、僧侶が身につけるお袈裟や法衣に触れられるコーナー、坐禅や写仏の体験コーナーがあり、多くの人で賑わっていました。

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 講演会場では、臨済宗大安禅寺副住職 高橋玄峰師による特別法話「日日是好日〜一に掃除、二に笑顔、三四元気におかげさま〜」、続いてお笑い芸人「笑い飯」の哲夫氏による講演「おもしろ仏教講座」が行われました。どちらも会場中が大きな笑いに包まれる中、笑いの中にも禅の心やお釈迦様の教えについての多くの気づきや学びがあり、あっという間に過ぎていく時間の中で心が軽くなる思いがしました。

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 仏教、お寺、お坊さんというと、どうしてもとっつきにくい印象を持たれがちですが、「笑」というテーマで少しでもそれらを身近に感じてもらい、お釈迦様の教えに触れてもらう機会を持ってもらえれば、そんな思いと工夫が随所に見られた素晴らしい大会でした。
 来年は、当地岐阜県でこの大会を迎えます。より良い大会設営に向け会員一同精進してまいりたいと思います。

報告者:広福寺 紀藤昌元

大会に引き続き、同会場にて懇親会が開催され、曹洞宗岐阜県青年会からは事務局の三役が参加しました。次回大会の事務局が曹洞宗岐阜県青年会という事もあり、中締めでは宮本覚道現会長より各曹青の皆様に歓迎の旨が伝えられました。又、大会を成功裏に終える事を目標として1年後をめざす事を宣言しました。

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東海管区曹洞宗青年会大会成功へ向けて、曹岐青一丸となって邁進いたします。
posted by 曹岐青 at 08:31| 参加報告

2017年05月16日

大本山永平寺名古屋別院祭りに参加しました

平成29年5月14日に名古屋市の大本山永平寺名古屋別院にて開催されました大本山永平寺名古屋別院祭りにて、開山忌法要並びに東日本大震災復興チャリティーバザーに曹洞宗岐阜県青年会会員が参加しました。

当日は晴天に恵まれ、多くの方に参加していただけました。
提供していただいた品物も完売し、東日本大震災復興のために寄付をさせていただきました。

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また、大本山永平寺名古屋別院典座寮の方々に作っていただいた炊き込みご飯とけんちんうどんの振る舞いもあり、皆さん舌鼓を打っていました。

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引き続き、開山忌法要がおこなわれ、青年会員も随喜させていただきました。

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posted by 曹岐青 at 19:33| 参加報告

2016年09月15日

平成28年度曹洞宗檀信徒地方研修会開催

平成28年9月12〜13日に曹洞宗岐阜県宗務所主催の曹洞宗檀信徒地方研修会が開催されました。
今年度は両大本山以外の地方にある古刹名刹を訪ねる研修会ということで、神奈川県南足柄市にあります大雄山最乗寺様への参禅をいたしました。
今年度は岐阜県各所よりの220名の檀信徒の方々にご参加をいただきました。

道中ではバス車内において同行御寺院様による車内法話、人権学習のビデオ上映など最乗寺さまに到着する前から研修が行われました。

最乗寺様に到着してからは境内伽藍に圧倒されながらも法堂(本堂)にて開講式を執り行い、引き続き岐阜県宗務所所長時田泰俊老師よりご挨拶をいただきました。そののち、最乗寺山主石附周行老師よりお言葉をいただきました。

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その後、輪袈裟の授与式が行われ、初めての参加者には輪袈裟が、2回目以降の参加者にはラインの入った帯が授与されました。中には25回を超えて参加をしていただいている方もおり、法堂内には大きなどよめきが起こりました。

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そしていよいよ参禅研修が始まりました。今年度の研修では、法堂での坐禅と法話、諸堂拝観、御真殿での御祈祷が行われました。
坐禅は最乗寺様の法堂にて行われ、流れる水の音や虫の声を感じながらの時間となりました。皆さん姿勢を正され、まさに兀兀と坐禅をされていました。また、坐禅の後いただいた法話では「坐禅」とはいったい何なのか。どうして坐禅を行うのかといったお話をいただきました。
諸堂拝観では道了尊伝説の高下駄や御供橋や結界門といった山内各所を見学しました。
御真殿で行われた御祈祷では、祈祷太鼓を打ち鳴らし、法螺貝を吹いての御祈祷と参加者の皆様に焼香をしていただき、家内安全、子孫長久を祈念していただきました。

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続く2日目には大河ドラマ「真田丸」ゆかりの地である、長野県の長野市にあります真田山長國寺様を訪ねました。長國寺様は真田幸隆公を開基として創建。その後、真田信之公によって現在の場所に移築されました。そして、現在に至るまで代々の真田家の菩提寺として続いております。また、曹洞宗の専門僧堂として修行僧が日夜修行を行っている名刹です。
長國寺様では上田藩初代藩主真田信之公の御霊屋(みたまや)や、代々の真田家の墓所の見学と説明をいただきました。法堂では長國寺様のご本尊様へお参りをさせていただき参加者全員での焼香をさせていただきました。

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全国にあります様々な御寺院様をおたずねできることが地方研修会の良いところの一つではないでしょうか。来年度は大本山總持寺様への本山研修会となっております。来年度もたくさんの方にご参加いただきたく思います。
posted by 曹岐青 at 17:00| 参加報告

2016年06月18日

曹洞宗婦人会東海管区研修会

平成28年6月16日犬山市内のホテルにて『曹洞宗婦人会東海管区研修会』が開催され、曹洞宗岐阜県青年会から7名参加させていただきました。

本研修会はテーマに

「健康で楽しく、若々しく美しく」

と掲げ、「健康寿命を延ばそう 〜そのための睡眠・食事・運動〜」と題し
中京大学スポーツ科学部教授 湯浅景元氏による講演が行われました。

また、東海管区教化センター総監 渡邊信行師による講話「健全な心と身体 〜般若心経から読みとる佛達〜」も併せて行われ、本当の健康とは何かについての研修が行われました。

当会は、本研修開講式の後、出席いたしました事務局員より、記念出版物『おくる〜曹洞宗の葬儀と供養』発刊について説明をさせていただき、会議風景や撮影会などの制作過程の様子をまとめた動画を上映し、参加者皆様にご案内をいたしました。

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また、ロビーにてブースを設置し、本研修に参加された多くの方に記念出版物を手に取っていただきました。

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多く方々とお会いすることのできたご縁に感謝し、更なるご縁が結ばれることを祈念し報告とさせていただきます。
posted by 曹岐青 at 16:51| 参加報告

2015年02月27日

第2回 東海管区曹洞宗青年会連絡協議会

平成27年2月26日(木)静岡グランドホテル中島屋に於いて、東海管区曹洞宗青年会連絡協議会が開催されました。

曹岐青より事務局4名、並びに記念講演大会長・宮本覚道師の5名で参加致しました。

始めに、「現代のペット霊園事情」を演題に、どうぶつの森霊園代表 小林明美氏、真言宗 西野道人師より講演がございました。

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現代のペットブームにより、犬や猫が家族同様、かけがえのない存在となり、葬儀、火葬、納骨、追善供養が行われている。

我が子が亡くなったかのように涙を流して悲しむ方が多く、ペットの死によって葬儀、供養、そして仏教に興味を持つ方が増えた。

しかし、菩提寺に聞きにくいという声があり、各寺院が訪ねやすいような対応と対策が必要であると感じました。



引き続き、連絡協議会が行われ、各曹青より事業の案内や報告がございました。

曹岐青より、宮崎会長、宮本大会長より、 4月8日(水) 第14世ダライ・ラマ法王 特別記念講演会へのご案内を致しました。

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当日は、ご参加いただく各青年僧侶と共に法王様をステージへお迎えし、花まつり法要を厳修、記念講演会を開催致します。

各青年会の皆様には、記念講演会への多数のご参加をお願い申し上げ、東海管区連絡協議会の参加報告とさせていただきます。

報告 山守
posted by 曹岐青 at 02:42| 参加報告

2015年01月30日

名古屋の中心でお寺の未来を語る

先日1月27日に名古屋の東別院様で開催された「名古屋の中心でお寺の未来を語る」という会に曹岐青も参加させていただきました。

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僧侶が宗派を超えて集い、それぞれの企画やアイデアを持ち寄って想いを語ることができる場となりました。

曹岐青も10分のプレゼンテーションの枠をいただき、40周年記念事業の紹介をさせていただきました。

超宗派のコミュニケーションの必要性と可能性を大きく感じる会でした。

しっかりと岐阜に持ち帰らせて頂きます。

報告 巖
posted by 曹岐青 at 21:04| 参加報告

2014年10月21日

東海管区曹洞宗青年会大会

平成26年10月16日(木)〜17日(金)の二日間にわたり、掛川グランドホテルに於いて「東海管区曹洞宗青年会大会」が開催され、曹岐青より事務局6名で参加致しました。

『いのちの声に耳を澄ます』を大会テーマに傾聴研修会が行われ、各団体で活躍されている講師による講演のほか、傾聴活動で必要な「聴く力」を磨くための2つワークショッププログラムがございました。

『いのちの授業』と題して、「佐賀のホスピスを進める会」の曹洞宗佐賀県大弘寺住職 平川義雄師、浄土真宗本願寺派円光寺住職 五十嵐雄道師より、ワークシート「ライフライン図」を各自作成しました。ライフライン図は、今までの人生を振り返って明るい気持ち、悲しい気持ちになった出来事を表にし、これまでの自分の人生の生き様を振り返るとともに、自分の未来、そして自己の死をどう位置付けるのか。それは楽しいことなのか、悲しいことなのか、大変考えさせられる内容でした。

ライフライン図
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おかげさまで何事もなく今日まできたが、明日の自分はわからない。もしかしたら想定外の出来事により命を落とすかもしれない。「人間は始まりや終わりのわからない命、投げ出された人生である」という言葉が印象的でした。

五十嵐雄道師(浄土真宗本願寺派円光寺住職) 
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2つ目は、誰もが一度は考える“自己の命を終える悩み”これに向き合う為に、「自身の最期を疑似体験」というプログラムがございました。始めに大切な人やもの、ほしいものを書き出し、音楽に合わせ講師の語る「いのちの終わりの物語」の中で書き出したものを失ってゆき、自分自身の最期を想像しました。途中で一つずつリストを消していくのですが、最終的には大切な人(家族等)を失うという大変辛い講義でした。


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また観世ふぉん特別委員会より、「相談者」「受け手」「第三者」の立場で傾聴体験“傾聴ロールプレイ”を行いました。相談する側、される側、それを見る第三者をそれぞれ体験することで自分にはない受け止め方など、様々なことに気付く事が出来ました。相談されたことにどう答えるのかではなく、「相手に寄り添い、悩みや苦しみをひたすら聞くことで、その痛みを和らげようというのが傾聴で大切なことである」とのことでした。

傾聴ロールプレイ
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 今回の研修会に参加して、生と死について今一度考え直す機会となり、またこれからの檀信徒への布教、地域の方々との支援、相談活動に活かしていきたいと思います。
posted by 曹岐青 at 02:47| 参加報告