2016年11月14日

曹洞宗静岡県青年会40周年大会に参加しました

平成28年11月12日に静岡県浜松市で曹洞宗静岡県第四宗務所青年会「照自会」40周年記念大会が開催され、曹洞宗岐阜県青年会より会長以下事務局員7名が参加しました。

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今大会では料理研究家としてテレビ、雑誌等で活躍しているコウケンテツ氏をお招きされ、源(みなもと)〜君を作る命・いただきますって言える、幸せ〜と題した記念講演の聴講をさせていただきました。

講演では、「一日一回、ただ茹でただけの野菜をおかずの一品として出してみてください。食べても味がないと思われるかもしれませんが、それを一週間続けてみてください。野菜ってこんなに美味しかったのかって、きっと思いますよ」
「バランスのよい食事に、特別な栄養学の知識はいらないんです。甘味・酸味・辛味・苦味・鹹味(塩味)の『五味』と、赤・緑・黄・白・黒の『五色』を覚えてください。それで夕食のときに、今日は五味のなかで食べてない味がないか、五色のなかで食べてない食材の色がないかを思い出すんです。もし、酸味を食べていなくて、赤色を食べていなかったら、トマトにレモンを絞って食べるようにするとか。それだけで栄養バランスはグンと良くなります」
など、すぐにでも実行してみたいと思う話が満載でした。

また食事は一人で食べるのではなく、家族や友人と一緒に食べたほうがよいなど、食育に関する話も大変興味深く、有意義な時間となりました。
posted by 曹岐青 at 19:10| 活動報告

2016年11月11日

平成28年度岐阜県布教講習会並びに第3回曹洞宗岐阜県青年会理事会が開催されました

平成28年11月10日に美濃市みの観光ホテルにおいて、平成28年度岐阜県布教講習会が開催されました。
本年は、まず例年通り布教実演として、岐阜市大覚寺 山守隆弘師による法話「ごめんなさい そしてこれからは」が行われました。
師は懺悔(さんげ)について話され、自身といとこの男の子との交流を通じて、反省とはどのようなものか、なぜ自身を振り返るのかといった法話をされました。

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引き続き、株式会社バローホールディングス代表取締役会長兼社長 田代正美氏により講演「資生産業是仏法 〜ビジネスモデルとは〜」をいただきました。
田代氏がビジネスマンとして現代社会が何を求めているか、そして我々僧侶へ何を期待されているかといったお話をいただきました。
特 に、氏がまだバロー社長へ就任される前、バロー独自の物流網の構築に尽力されたお話をもとに、将来の展望の画を描き、多くの人を巻き込みともに作り上げる ことの重要性を教えていただきました。また、自分自身で限界を設定しないことの大切さも語られました。目標を立てた場合においてもほとんどの場合その目標 で止まってしまうため、どこに目標を立てるかによって結果そのものが変わってしまうと言われました。もちろんそこへ向かうための努力を怠ってはならないと も。

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最後に改めて、これから時代の流れとともに寺院、僧侶へ求められることが変わっていくが、だからこそ、それを間違えることなく受けとめられるようになって欲しいと述べられました。

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その後、同みの観光ホテルに於いて、第3回曹洞宗岐阜県青年会理事会が開催されました。
今回の議題では、青年僧侶の更なる研鑽のための他宗寺院への拝登の計画や、お釈迦様がお悟りを開かれた日に行う成道会の法要研修の計画について協議がされました。
また、40周年記念出版物「おくる」について、大変ありがたいことに重版の運びとなりましたが、今後どのように頒布していくかについての話し合いが行われました。

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posted by 曹岐青 at 21:38| 活動報告

2016年10月07日

第63回岐阜県梅花流奉詠大会に青年僧侶が登壇しました

平成28年10月6日可児市文化創造センターにて開催されました第63回岐阜県梅花流奉詠大会に曹洞宗岐阜県青年会会員30名が登壇しました。

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当日は前日までは台風の影響もあり天気が心配されましたが、まさに台風一過。快晴に恵まれ、岐阜県各地より参加していただいた梅花講員さん285名の晴れ舞台を照らしてくれました。

開会式では、岐阜県宗務所所 岐阜市本覚寺住職 長時田泰俊老師が三宝御和讃の奉詠される中、導師を務められました。

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その後、各御寺院様梅花講の皆さんの登壇へと移り、日頃の練習の成果を遺憾なくなく発揮されていきました。

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我々青年会会員の登壇は、お昼休みが終わって最初のプログラムの物故者追善供養法要の前。プログラムには書かれていないサプライズ登壇となりました。
その旨が司会によって伝えられると会場内にはどよめきが起こり、どん帳が上がるとたくさんの拍手で迎えられました。また、「うちのおっさんはどこ?」など自分の菩提寺の会員を探されるなどの注目もいただきました。
今回は「三宝御和讃」と「正法御和讃」の二曲を奉詠をさせていただきました。これまでに5回にわたり集まって練習を行い、各寺院でも自主的な練習を重ねた結果、これまでで最高の奉詠を行うことができました。

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その後には兵庫県篠山氏長楽寺住職 全日本曹洞宗青年会会長 安達瑞樹老師による法話も行われました。老師得意の落語を交えた法話により終始和やかな空気の中、お釈迦様の教えを伝えられました。

また、当日は曹洞宗岐阜県青年会40周年記念出版物「おくる」並びに青年会員による著書の出版ブースも設けられ、多くの梅花講員さんに手に取っていただけました。

これで梅花流詠賛歌への参加を終わらせることなく、各青年会員更なる研鑽を続けてまいります
posted by 曹岐青 at 20:30| 活動報告

2016年10月01日

第4回梅花講習会開催

平成28年9月30日に岐阜市自福寺様にて開催されました、梅花流特派師範巡回講習会に引き続き、青年会員への梅花講習会が開かれました。
本日は静岡県掛川市永住寺住職大竹広真師範に講師を務めていただきました。師範は25日より特派師範巡回講習会の為、県内各所を巡回されておりました。岐阜県で最後となる本日の講習会の後、青年会員に梅花流詠賛歌の講習をしていただきました。

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これまで加納明義特派師範に詠讃歌を学んでまいりましたが、梅花流詠讃歌を様々な面からとらえる良い機会になりました。大竹師範にご教授頂いた「このお唱えは今、この時しかしかできません。どうか精一杯、若さ溢れるお唱えをしてください」との激励を頂き大会に向けて参加者一同、気持ちが引き締まりました。
いよいよ岐阜県梅花流奉詠大会まであと1週間となってまいりました。悔いの残らないよう各人一層の研さんに励んで参ります。
posted by 曹岐青 at 08:33| 活動報告

2016年09月26日

平成28年度布教講習会開催のご案内

平成28年11月10日美濃市みの観光ホテルにて平成28年度布教講習会を開催いたします。
本年度の布教講習会の内容は

・管内宗侶による法話実演
・株式会社バロー代表取締役社長 田代正美氏をお迎えし、講演「資生産業是仏法 〜ビジネスモデルとは〜」

となっております。

これからの寺院経営について仏教を通して大切にすべきこと、また経営者としてどのように考えていくかを学んでいただける内容となっています。

日時:平成28年11月10日(木) 午前9時30分より受付 9時50分より開講式 正午まで
会場:みの観光ホテル    〒501-3753 美濃市松森333-1 0575(33)0080

一般からの聴講も受け付けております。下記青年会事務局E-mailアドレスよりお申し込みください。
※席に限りがございます。お申し込みの状況によってはお断りさせていただく場合もございます。予めご了承ください。

曹洞宗岐阜県青年会事務局
E-mail:sougisei22@gmail.com
posted by 曹岐青 at 22:19| 告知

2016年09月16日

第3回梅花講習会開催

平成28年9月15日にこれまでと同様に美濃市正林寺様にて第3回目の宗務所梅花講主催梅花講習会が開催されました。今回の講習も加茂郡白川町臨川寺住職加納明義老師を講師としてお迎えしました。

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これまでの2回の講習会で法具の取り扱いにも段々と慣れだしてきましたが、詠賛歌を詠いながら鉦や鈴を鳴らすこと、歌として強弱をつけながらなど梅花流詠賛歌の奥深さと難しさを実際に感じられるようになってまいりました。
岐阜県梅花流奉詠大会までの時間を青年会員がそれぞれ研鑽を積んで参ります。
posted by 曹岐青 at 20:51| 活動報告

2016年09月15日

平成28年度曹洞宗檀信徒地方研修会開催

平成28年9月12〜13日に曹洞宗岐阜県宗務所主催の曹洞宗檀信徒地方研修会が開催されました。
今年度は両大本山以外の地方にある古刹名刹を訪ねる研修会ということで、神奈川県南足柄市にあります大雄山最乗寺様への参禅をいたしました。
今年度は岐阜県各所よりの220名の檀信徒の方々にご参加をいただきました。

道中ではバス車内において同行御寺院様による車内法話、人権学習のビデオ上映など最乗寺さまに到着する前から研修が行われました。

最乗寺様に到着してからは境内伽藍に圧倒されながらも法堂(本堂)にて開講式を執り行い、引き続き岐阜県宗務所所長時田泰俊老師よりご挨拶をいただきました。そののち、最乗寺山主石附周行老師よりお言葉をいただきました。

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その後、輪袈裟の授与式が行われ、初めての参加者には輪袈裟が、2回目以降の参加者にはラインの入った帯が授与されました。中には25回を超えて参加をしていただいている方もおり、法堂内には大きなどよめきが起こりました。

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そしていよいよ参禅研修が始まりました。今年度の研修では、法堂での坐禅と法話、諸堂拝観、御真殿での御祈祷が行われました。
坐禅は最乗寺様の法堂にて行われ、流れる水の音や虫の声を感じながらの時間となりました。皆さん姿勢を正され、まさに兀兀と坐禅をされていました。また、坐禅の後いただいた法話では「坐禅」とはいったい何なのか。どうして坐禅を行うのかといったお話をいただきました。
諸堂拝観では道了尊伝説の高下駄や御供橋や結界門といった山内各所を見学しました。
御真殿で行われた御祈祷では、祈祷太鼓を打ち鳴らし、法螺貝を吹いての御祈祷と参加者の皆様に焼香をしていただき、家内安全、子孫長久を祈念していただきました。

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続く2日目には大河ドラマ「真田丸」ゆかりの地である、長野県の長野市にあります真田山長國寺様を訪ねました。長國寺様は真田幸隆公を開基として創建。その後、真田信之公によって現在の場所に移築されました。そして、現在に至るまで代々の真田家の菩提寺として続いております。また、曹洞宗の専門僧堂として修行僧が日夜修行を行っている名刹です。
長國寺様では上田藩初代藩主真田信之公の御霊屋(みたまや)や、代々の真田家の墓所の見学と説明をいただきました。法堂では長國寺様のご本尊様へお参りをさせていただき参加者全員での焼香をさせていただきました。

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全国にあります様々な御寺院様をおたずねできることが地方研修会の良いところの一つではないでしょうか。来年度は大本山總持寺様への本山研修会となっております。来年度もたくさんの方にご参加いただきたく思います。
posted by 曹岐青 at 17:00| 参加報告

2016年09月10日

第2回梅花講習会開催

平成28年9月8日に美濃市正林寺様にて7月23日に引き続き第2回目の宗務所梅花講主催梅花講習会が開催されました。今回の講習も前回同様に加茂郡白川町臨川寺住職加納明義老師を講師としてお迎えしました。

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今回の講習では最初に前回教わった法具の解き方の復習から始まり、三宝御和讃、正法御和讃と岐阜県梅花流奉詠大会で奉詠をさせていただく曲の練習を行いました。
前回から約1か月半が経っておりますが、その間の各自の研鑽が現れる講習となりました。
posted by 曹岐青 at 21:57| 活動報告

2016年09月08日

平成28年度現職研修会開催

平成28年9月6日より7日にかけて、恵那市長徳寺様にて平成28年度現職研修会が参加者50名で開催されました。

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本年度の宗乗講義では曹洞宗宗務庁より菅原研州老師をお招きし、「坐禅会を始めるために」と題して講義をいただきました。

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これから新しく坐禅会を始めようとしてる御寺院様、もうすでに行われている御寺院様さまざまではありますが、坐禅をどのように伝えていくべきなのか改めて学ぶ機会をいただきました。


余乗講義ではチベットでの焼身抗議を取材したドキュメンタリー映画「ルンタ」の上映並びに、同作品の監督を務められました池谷薫氏による講義をしていただきました。

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「ルンタ」とはチベット語で「ルン=風」「タ=馬」で風に乗せて人々の願いを天に送り届けるものだそうです。
本映画はインド・ダラムサラをはじめ、チベットの人々の現在と現実を生々しく伝えるものでした。また、池谷監督の講義ではこの映画を通して何を伝えたかったのか。チベット人にとって仏教とは何なのか。何を願って焼身を行うのか。といったお話をいただきました。


人権学習では、曹洞宗岐阜県宗務所人権主事志比道栄老師より、「高齢者の人権について」と題してこれからの高齢化社会に対して僧侶としてどのように考えていけばよいかの講義をいただきました。また、障がい者、性差別についての講義も併せていただきました。

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本年度の現職研修を通して、私たちが行う布教とは何なのか。私たち自身が何を願うべきなのか。改めて考える機会となりました。学んだことを日々の中にどう生かしていくか、深く考えながら精進していきたいです。
posted by 曹岐青 at 19:51| 活動報告

2016年09月06日

曹洞宗岐阜県青年会第22期第2回理事会開催

9月6日に曹洞宗岐阜県青年会第22期の第2回理事会開催が恵那市長徳寺様にて開催されました。
今理事会では青年会員による三仏忌法要研修の他、他宗本山への研修についての進捗報告をいただきました。

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また、40周年記念出版物「おくる」の再販について今後どのように展開をしていくかの協議が行われました。
大変多くの反響をいただくことができ、初版が残りわずかとなったため再版及び頒布方法についてより良い形がないか活発な意見が交わされました。
posted by 曹岐青 at 12:33| 会議報告